介護・耐震リフォームについて

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介護リフォームとは -老後を意識しましょう-

日本は、平均年齢80歳以上の超高齢化社会を迎えています。
これから家族の老後を考えるかたは確実に増えています。
いまは元気に人生を謳歌されておられますが、いずれ加齢による体調の変化は現れます。
そして、それに伴う住まい方の変化も確実にやってきます。

元気なうちから老後に備えて日々の暮らしを安全で快適な環境にすることは、
事故や病気をふせぐ意味でも有効です。
自分を取りまく環境が変わってからでは遅いからです。

このように、介護リフォームは住宅環境を改善するためのリフォームですが、
介護される側にも介助する側にもやさしいリフォームなのです。

歳を重ねても暮らしやすい住まい。
あなたの住まいをそんなアイデアにあふれた住まいにしてみませんか!

介護リフォームのメリット -家族みんなにやさしい住まいを-

介護リフォームのメリットとしては、以下のものが挙げられます。

1.事故を未然に防ぎます
例えば急な階段や敷居などのちょっとした段差でも転落や転倒の引き金になります。
それが原因で骨折し、寝たきりになるなどの事態も招きかねません。
介護リフォームでこうした部位をリフォームすることで事故を予防できます。

2.自立度がアップします
介護リフォームによって「自分でできることが増える」ことで、日常の行動範囲が広がり、
健康的な生活を維持することができます。

3.介助者に心身のゆとりが生まれます
動きにくい間取りや使い勝手の悪い設備は介助する人に、肉体的・精神的負担があります。
介助のしやすい介護リフォームを施すことで、介助者に心身の負担を軽くすることができます。

中谷工務店は、あなたの家族みんなにやさしいリフォームを提案します。

介護リフォーム工事のポイント -将来への備え-

介護リフォームのメリットを住まいに盛り込む、
住宅改修の際のポイントは、次のようなものがあります。

●不用意な段差をなくす
住まいの内外にある不用意な低い段差をなくすことが事故を防ぎます。
それとは別に、はっきりと意識できる段差は、歩く際の運動量を確保することもできます。
介護されるひとの体調から、見極めることが大切です。

●手すりをつける
階段、廊下、浴室、玄関、玄関アプローチなど要所要所に設置しましょう。
取り付ける高さ・太さ・カタチなどがとても大切です。

●扉から引き戸などに
外開きの扉は向こう側に立つ人に当たる恐れがあります。
引き戸や引戸の感覚で使える折戸ドアなどにすると車椅子でも快適に使えます。

●ヒートショック対策
冬場にリビングから寒い廊下に出たときや、脱衣所から浴室に入ったときなど、
温度差によって血管が収縮し、心筋梗塞や脳出血を起こす恐れがあります。これをヒートショックといいます。
室温の温度差をなくすヒートショック対策行いましょう。

●明るくわかりやすい足元
小さな段差ほどつまづきやすくなりますから、
階段、廊下、玄関アプローチなどでは足元を明るく照らすようにします。

●すべらない素材・区別のしやすい素材
段差のある階段から廊下、水にぬれて滑りやすくなる浴室、玄関アプローチなど、
各場所に使用する素材は慎重に選びましょう。
段差をわかりやすくするための色の変化も大切です。

中谷工務店は、ご家族の体調などを考慮して、いまの住まいに適したリフォームを提案します。

介護保険の活用 -制度を賢く活用!-

介護保険制度とは、国民が介護保険料を支払い、
その保険料を財源として要介護者たちに介護サービスを提供する制度のことをいいます。

介護保険制度では、要介護度レベルという介護の必要性を示す基準があり、
それによって、色々な介護サービスを受けることができます。

介護保険適用の住宅改修の内容は以下の6つです。
 (1)手すりの取付
 (2)床段差の解消
 (3)滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更
 (4)引き戸等への扉の取替え
 (5)洋式便器等への便器の取替え
 (6)その他(1)から(5)の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修

1回の工事で最大20万円の9割が支払われることになります。

住宅改修の書類作成から施工まで、中谷工務店に全ておまかせください。

耐震リフォームとは -地震に備えた住まいづくり-

日本は、世界でも有数の地震大国でもあります。
東日本大震災や阪神淡路大震災では甚大な被害が出ました。
南海・東南海大地震への警戒も促されています。

こうした中で、地震に備える住まいづくりが急がれています。
いつ起きるかわからないからこそ、住まいへの備えが大切なのです。
いまの住まいを地震に強くすることで、被害を小さくすることできます。
それが耐震リフォームなのです。

住まいが安全であることが、幸せな毎日の条件です。
地震に備えた住まいづくりをおすすめします。

まずは耐震診断を -地震に備える住まいづくりの第一歩-

地震に備える住まいづくりの第一歩は、耐震診断です。
住宅の状態は千差万別なので、地震への対策もお家によって異なります。
対策の方法もそうですが、今後お家を長持ちさせる為にやらなければならないこともお家によって異なります。
まずは耐震診断を行い家屋の現在の状況を把握して、耐震性も含めて、
今後どのような対策を取らなければならないかを知ることが重要なのです。
お住まいの地域によっては、診断費用の補助を受けることもできます。
詳しくは当店までお問い合わせください。

耐震診断でわかること -住まいのいまを知りましょう-

耐震診断を実施すると、下記の状況がわかります。

必要な強さ(Qr)
住まいの広さや地盤の強さなどの条件から、その住まいに必要な強さがわかります。

評価できる強さ(Pd)
耐震診断の結果、壁の強さ、壁の配置、劣化度を考慮して、
あなたの住まいの評価できる強さ(保有耐力Pd)がわかります。

つよさ(P)
あなたの住まいに配置されている壁の仕様や配置の量から、あなたの住まいの強さを判断します。
壁の強さが足りない場合は、より強い壁(耐力壁)を設置するなどの補強工事が必要となります。

配置(E)
十分な量の壁があっても配置のバランスが悪ければ倒壊の原因となります。
建物の配置バランスを知ることで、どの方向に弱いかがわかり、どこの壁を改善すればよいのかがわかります。

劣化度(D)
住まいに劣化が見られると、本来持っているはずの力が発揮できなくなります。
劣化の経過を知ることで、今後どのようなメンテナンスをすればよいのかがわかります。

4つの地震対策 -地震への様々な対策-

地震に備える住まい対策としては、以下の4つがあります。

●耐震
耐震は筋交いや金具、構造用合板などを用いて、建物の垂直部分(壁)や水平部分(床・屋根)、および接合部分(土台と柱・柱と柱・柱と梁)を強くして地震の揺れを耐え凌ぎ、倒壊を防ぐ方法です。
地震対策のリフォームでは比較的コストも安く、もっとも一般的であるといえます。
この方法は耐震診断や構造計算が可能であり、構造上の強さ、安全性がわかりやすいメリットがあります。

●制震
建物の1階の壁など構造部分に組み入れた特殊な制御装置(ダンパー)で地震エネルギーを吸収し、揺れを吸収させるという構造のことを言います。
建物の負担を低減するため揺れが小さくなり、家具の転倒防止につながります。
耐震と制震を合わせた方法などもあります。

●免震
免震とは建物の基礎の部分に積層ゴムなどを設置し、地震力の衝撃をこの積層ゴム部分に吸収させ、
建物に地震の揺れを受け流し、直接伝えないようにする方法をいいます。
いまある住まいを免震化するには、基礎部分から手を加えなければならず工事がとても大規模となり、もっともコストのかかる方法と言えます

●減築
子供が独立して、いまは使っていない2階などを取り壊し間取りを住みやすくし、
耐震や制震の考え方で補強することで、建物が軽くなり重心が下に下がるため、地震の揺れが小さくなります。
屋根などの解体部分が大きくなりコストはかかりますが、構造体のチェックもできるため理想的と言えます。

その他に1部屋だけ強度を高め、シェルターとして使う方法などがあります。


地震に備える住まいづくりを、中谷工務店がご提案します。

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