リフォームするなら必見!「グリーン住宅ポイント」リフォーム特化解説!
さて、みなさん。
永く心地よく暮らせる住まいづくりのスペシャリスト
NKプランニング株式会社(中谷工務店)の中谷耕三です。
今回は、
リフォームするなら必見!
「グリーン住宅ポイント」リフォーム特化解説!
と題して、
今年話題の
【 グリーン住宅ポイント 】を
一番需要が多い
一戸建て住宅リフォームに絞って
解説いたします。
この制度の目的
本制度のポイントは
「断熱」「省エネ」です。
断熱性能を上げて省エネな家をたくさん作ることで、
環境に良い暮らしを実現させることを目的にしています。
ポイント発行の対象
ポイント発行の対象は、
大きく4項目に分かれます。
①新築住宅の建築・購入
②既存住宅の購入
③リフォーム工事
④賃貸住宅の建築
ここからは、
最も需要が多いリフォーム工事に絞ってお話します。
リフォーム工事でのポイント発行
ポイント発行の注意点
・工事の内容に応じて発行されるポイントが変わります
・世帯対象者によって、ポイントの上限が変わります。
・最低5万ポイント以上の工事が対象となります。
・1,000万円(税込)以上は、工事完了前の申請もできます。
ポイントの申請者
「工事請負契約におけるリフォーム工事の発注者」
つまりはお客様ご本人となります。
工事業者さんと協力して作成してください。
提出方法
受付窓口へ提出するか、郵送が可能です。
3密の軽減から、郵送を強くオススメします。
申請手数料は無料です。
対象となる期間
2020年12月15日〜2021年10月31日の間
に契約された工事が対象です。
ポイント対象の工事
ポイント対象工事の種類
【 断熱省エネ+その他住宅に良いこと 】
とお考え下さい。
詳しくは7種類に分かれます。
①~③のいづれかが必須
①エコ住宅設備の設置
節水型トイレや高断熱浴槽など、
エコ性能の高い設備を設置します。
②開口部の断熱改修
ガラス交換や内窓設置で、
窓や玄関の断熱性能を上げます。
③外壁、屋根・天井 または 床の断熱改修
天井や床に断熱材を充填して、
断熱性能を上げます。
①~③と併せて実施した場合にのみ対象となる工事
④バリアフリー改修
手すりの設置や段差解消など、
お年寄りにやさしい住宅にする工事です。
⑤耐震改修
以前の耐震基準で建てた住宅を、
現行の耐震基準に適合させる工事です。
⑥リフォーム瑕疵保険等への加入
新築住宅は瑕疵保険の加入が義務付けられていますが、
リフォーム工事は任意となっています。
リフォーム工事でリフォーム瑕疵保険加入すると、
ポイントが付与されます。
⑦既存住宅購入加算
既存住宅の利用促進のため、
一定の条件の既存住宅を購入すると、
ポイントが付与されます。
発行ポイントの上限
対象工事が多くても、
発行されるポイントには上限があります。
世帯が若者や子育て世代かその他
既存住宅を購入したか否か
によって、以下の4つに分類されます。
①若者・子育て世代 +住宅購入あり=600,000ポイント
②若者・子育て世代 +住宅購入なし=450,000ポイント
③一般世帯(その他)+住宅購入あり=450,000ポイント
④一般世帯(その他)+住宅購入なし=300,000ポイント
発行されたポイントの利用
「ポイントはもらえても、何に使えるの??」
一番気になるところかと思います。
ポイントの使い道は2種類あります。
①商品との交換に利用する(商品交換)
どんな商品なのかは、これからの発表となります。
楽しみですね♪
②一定の要件に適合する追加工事との交換に利用する(追加工事交換)
今回のポイント制度の特徴のひとつが、
この【 追加工事交換 】です。
ここは少し細かく説明します。
追加工事交換とは
追加工事の種類
本制度で付与されたのポイントは、
一定の要件に適合する追加工事の代金
に充てることができます。
1ポイント=1円相当、1,000ポイント単位
で使えます。
対象となる工事は大きく分けて2種類あります。
①「新たな日常」に資する追加工事
コロナ禍の影響で
毎日の暮らしに大きな変化があった要素が、
【リモートワーク】【感染予防対策】
です。
その環境をより良くするための工事や
設備の購入にポイントが使えます。
②防災に資する追加工事
近年の災害の被害は想像を絶するものがあります。
その被害を少しでも減らすため、
被害を受けた後の復旧を早くするため、
被害軽減の工事や設置する設備に
ポイントが使えます。
追加工事の内容は多岐にわたります。
公式ホームページにも
として紹介されています。
詳しくはこちらをお読みください。
追加工事申請の注意点
注意点は大きく2つあります。
・お客様ではなく、
必ず事業者が代理申請します。
・2022年1月15日までにすべての工事が完了して、
完了報告が必要となります。
おわりに
ざっと解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
公式ホームページも見やすくできていますので、
合わせてみていただければと思います。
特に
【 追加工事 】はイメージしずらい
かと思います。
改めて私なりの具体例を考えて、
後日投稿したいと考えています
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考ホームページ:
国土交通省 グリーンポイント制度公式ページ
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