ドローン屋根点検の4つのメリット4つのデメリット
さて、みなさん。
永く心地よく暮らせる住まいづくりのスペシャリスト
NKプランニング株式会社(中谷工務店)の中谷耕三です。
今回は、当社が行う
ドローン屋根点検の4つのメリット4つのデメリット
についてお話します。
ドローン屋根点検とは
本日はお隣の三重県で、
中古住宅のインスペクションを行いました。
そこでも行いましたのが、
ドローンの屋根点検です。
住宅などの上空にドローンを飛行させ、
屋根を撮影して行う点検業務をいいます。
ドローンが撮影した高精細な映像を
モニタを通じて確認できて、
目に見える不具合を細かくチェックできます。
さらに、
赤外線カメラを搭載したドローンもあり、
屋根材の蓄熱状態をチェックできるなど、
幅広い点検業務が
ドローン1台で行えます。
築年数の古い住宅などの定期点検
台風などの自然災害による影響を調べる
といった目的でも活用されています。
ドローン屋根点検の4つのメリット4つのデメリット
最新鋭の技術のドローン屋根点検ですが、
メリットデメリットは存在します。
ドローン屋根点検の
4つのメリット、4つのデメリット
を紹介しましょう。
ドローン屋根点検の4つのメリット
ドローン屋根点検には、
大きなメリットが4つあります。
このメリットは今までになかったものなので、
ドローンに不安をお持ちの方は、
どうぞお読みください。
1・屋根に登らないので屋根材を割らなくて済む
築年数が経った屋根は慎重に歩かないと、
屋根材を破損させる恐れがあります。
ドローン屋根点検は、
ドローンを飛ばして撮影をしますので、
実際に人が屋根に上ることはありません。
ドローンの高精細の画像で点検するので、
屋根を人が歩かず、
屋根材が痛む心配はありません。
2・足場を取り付けないので調査費用が安くなる
ドローン屋根点検では
実際に人が屋根に上ることはありません。
急勾配や3階建て等の登れない屋根も点検できます。
足場を組み立てる必要はありません。
点検費用に足場代を除くことができて、
費用を抑えることができます。
3・職人さんの事故など命に関わる危険が減る
人が屋根に上らないので、
屋根からの落下も自然と無くなります。
住宅工事での事故の約4割は落下事故だと聞きます。
ドローン屋根点検はより安全な点検といえます。
4・ドローンを飛ばすだけで終わるので、作業時間が早い
一瞬で屋根の上に到達するドローン。
屋根の上も歩くことなく、
足場も必要ありません。
ドローンの飛行だけで点検が完了するので、
所用時間が驚くほどに短縮されます。
ドローン屋根点検の4つのデメリット
ドローン屋根点検では、
今までとは違ったデメリットが存在します。
ぜひデメリットも併せてご理解ください。
1・飛行禁止区域の場合は点検や調査ができない
ドローンは見た目さえ小さいですが、
無人航空機と呼ばれる、いわば飛行機です。
当社も航空局の許可を得て飛行させています。
安全を守るために規制も厳しく、
様々な法律によって定められています。
その中に
【飛行禁止区域】
も存在します。
【空港周辺・150m以上の空域・人家の密集地域】
のことで、基本飛行できません。
飛行させたい場合は特別な許可が必要となります。
点検する家がこの区域に該当した場合は、
基本飛行できないと考えてください。
2・雨が降っていたり風が強いと使えない
ドローンはかなりの数のセンサーを搭載している
精密機器ゆえに水は厳禁です。
なので、雨の日には飛行できません。
風も問題で、
地上で風速5m/秒以上のときは
安全を考慮して飛行できません。
3・点検といっしょに応急処置ができない
実際に人が上る点検ではありませんから、
ひとまずの応急処置はできません。
何かしら手を施そうとしたときは、
人が上る必要があります。
4・本当に詳細なことは直接屋根に登ってみないと判別できない
ドローンのカメラが高精細とはいえ、
判断しずらいところはあります。
詳細は屋根に上って確認することになります。
ドローンは全体の把握を素早く行うことに使い、
詳細な検査は実際に屋根の上るのが理想です。
おわりに
雨風を防いでくれる屋根は、
家のとても大切なところです。
定期的な点検とメンテナンスが
屋根を長持ちさせる秘訣です。
ドローン屋根点検で
屋根のこまめな点検をおススメします。
当社では、
ドローン屋根点検に関するご相談も承っております。
相談だけでも構いませんので、
コチラまでお気軽にお問合せください。
親身になってお応えいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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