つるべすし弥助
さてみなさん。
奈良県南部の古民家再生・住まいの防災力をあげる工務店
中谷工務店 一級建築設計事務所の中谷です。
昨夜は、地元商工会の会合で、
下市に古くからある名店「つるべすし弥助」に行ってきました。
こちらのお店は、釣瓶鮨(つるべすし)の本家でもあり、
なんと文治年間(1185年〜1189年)に創業され、ゆうに800年超の歴史があります。
歌舞伎「義経千本桜 三段目 鮨屋の段」では、
源氏の追手から平維盛をかくまった鮨屋としても登場します。
複雑に入り組んだ旧きよき料亭建築で、
今では希少価値の高い木造三階建になります。
昭和12年の下市大火で焼失しまいましたが、
昭和14年に再築され、現在に至ります。
3階の座敷からの、斜面を庭のように作り上げた「山庭」を眺めは見事です!
この歴史ある建物を多くの人に見ていただきたい。
そのための保存と継承に努めたい。
地元下市で設計に携わるものとして、強く思います。
吉野の山々に抱かれた郷愁を誘う街道筋に、歴史ある名店が佇んでいます。
そろそろ暖かくなり始めるこれからの季節、
いちど、訪ねてみてはいかがでしょうか。
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